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いきなりですが完成 [クニャージ・スヴォーロフ 1/350]

密かに建造が進んでいたロシア帝国海軍戦艦『クニャージ・スヴォーロフ』
2年半の歳月を越えて、ついに完成です。
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クニャージ・スヴォーロフはボロジノ級戦艦の3番艦として1904年9月に完成、すぐに第2太平洋艦隊(いわゆる『バルチック艦隊』)の旗艦として出港し、遥か極東を目指します。バルチック艦隊は日本の同盟国であった英国からの数々の妨害にあいながらも半年間2万キロに及ぶ大航海を成し遂げてウラジオストクまであとわずかに迫った対馬沖で、東郷平八郎率いる日本海軍連合艦隊の迎撃を受けます…
こうして1905年5月27日の昼過ぎに、日本海海戦が発生します。
士気・練度にまさる連合艦隊は海戦の序盤から猛射を浴びせ、バルチック艦隊の先頭を航行していたスヴォーロフは多数の命中弾を受けて火災が発生、戦闘力を失います。またスヴォーロフに座乗していた艦隊司令長官のロジェストヴェンスキー中将は重傷を負い、駆逐艦ブイヌイに旗艦を移しています。
クニャージ・スヴォーロフは戦列から落伍した後も魚雷攻撃を受け、19時ごろに横転沈没。新鋭艦の実力を全く発揮できないままに、日本海へと沈みました。

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自分の設定したテーマは2つ。
【ハセガワ製『三笠』に匹敵するクオリティを目指す】
このスヴォーロフ、キットはロシアの模型メーカー『ズヴェズダ』製です。本来ならこのようなマイナー艦が発売されていることに感謝すべきなのですが、モールドのダルさ、パーツの合いの悪さといったら…
いつかハセガワ製1/350三笠と並べたときに、明らかに見劣りするようではロシア男児の名がすたる、というものです。ディティールアップに妥協しない。
【エッチングパーツは極力使わない】
既成パーツに頼ることなく、自分の工作でいけるとこまでいってやろうじゃん、という意気込みです。今思えば極めて無謀でした。ほんのちょっと後悔。

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艦首

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中央部

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艦尾

とりあえず、ロシア産ビール『バルティカ』で乾杯。ウラー!
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バルチック艦隊の水兵たちも、初めての熱帯でこのビールを飲み喉を潤したのだろうか
…と思ったら、1990年設立の新しいビールブランドでしたとさ。味はごく普通

各部の詳細は別記事にてお知らせしたいと思います。
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