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前艦橋 煙突 [天城 1/700]

エッチングパーツを駆使しつつ上部構造の工作を始めます。
DSCN3200.JPG
前艦橋を仮組みしました。

リノリウム貼りの床面はMr.カラーの「赤褐色」であらかじめ塗装しています。本来は日本軍航空機プロペラ用のカラーですが、「リノリウム色」よりも暗く落ち着いた色で気に入っています。
写真では少し極端になっていますが、7本の支柱の長さが微妙に合わず各層の水平が保たれていません。長い部分を現物合わせで少しずつ削って調整していきます。


2本の煙突。
DSCN3201.JPG
ジャッキステー(煙突側面の細い足場)もエッチングパーツで用意されています。接着面が小さく(ほぼ「点接着」になります!)しんどいですが、粘性高めの瞬間接着剤(wave社の「3G 高強度タイプ」)を使用しなんとか仕上げました。水平・平行が正しくないと逆効果なのできっちりと合わせます。
煙突頂部の雨水覆い格子もエッチングパーツにありますが、立体的な整形が必要になります。筆の尻と指の腹で少しずつ押して丸みをもたせ、最後はピンセットで曲げて調整します。
第2煙突後方のT字型の建屋天井にはどでかい穴が開いていますが、ここに取り付けるパーツは見当たりません…。エッチングパーツの説明書にも記述なし。これはパテで埋めなければ。


今回お世話になっている資料は「NAVY YARD」誌NO.12
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第二次大戦前の列強海軍において最強かつ花形的存在であった「高速戦艦」特集です。中でも『レキシントン級』『天城級』『13号艦級』という未成巡洋戦艦の精密な作例が魅力的です。天城型『赤城』はフジミ社のキット発売前ということで、フルスクラッチビルド。図面をもとにした非常に正確な作例で、フジミ製キットを作る際にも大いに参考になります。『金剛』や『フッド』などの作例も見ごたえあり。大鑑巨砲主義者必携の書かもしれません。


次回、引き続き上部構造の工作を。
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