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完成 [MARDER Ⅲ 1/48]

MARDER Ⅲ 完成です。
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対ソ戦が始まり、T-34やKV-1といった新型戦車と対峙するようになったドイツ軍は、従来よりも強力かつ機動力のある対戦車兵器の必要性を痛感しました。緊急対策として、旧式戦車や鹵獲戦車の車台に対戦車砲や野砲を搭載して即席の対戦車自走砲を量産する案が採用されます。これがMARDERシリーズです。
シリーズはその由来によって3種に大別されます。

MARDER Ⅰ …砲牽引車『ロレーヌ』(仏) + 7.5cm PaK 40 対戦車砲(独) 
MARDER Ⅱ …Ⅱ号戦車(独) + 7.5cm PaK 40 対戦車砲(独)またはF-22 76mm野砲(ソ)
MARDER Ⅲ …38(t)戦車(チェコ) + 7.5cm PaK 40 対戦車砲(独)またはF-22 76mm野砲(ソ)

今回製作したのは MARDER Ⅲ の76mm砲搭載型なので、チェコ製の車台にソ連製の野戦砲を乗せてドイツ軍が運用した車体となります。ややこしいですね!
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最大仰角
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MARDER Ⅲ はあらゆる戦場で活躍しました。東部戦線はもちろん、西部戦線やイタリア、北アフリカにも一部が配備されています。

戦闘室
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機械的信頼性のある車台と優秀な火砲を組合わせたカツカレー的存在の MARDER Ⅲ ですが、その弱点は生残性の低さでした。車高が高いため発見されやすく、装甲も脆弱。オープントップの開放的なデザインのおかげで乗員は常に砲爆撃の恐怖に怯えることとなりました。

密閉式戦闘室を備えた駆逐戦車『ヘッツァー』が登場するまで生産は続けられました。
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足回りはもっとドロドロによごしてもよかったかと反省
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木製部の表現には満足
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白ビールで有名なヒューガルデンの『禁断の果実』で乾杯
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ずっしり重たい味のエール系。


兄貴分(?)の TIGER Ⅰ と
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軽四とランクルみたいだ。

ちなみにMARDER(マーダー、マルダー)は貂(テン)のこと
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なかなかかわいい奴ですね。
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