デカール 完成! [SU-122 1/48]
いよいよ大詰め、車体番号をマーキングです。
組立説明書には車体側面に「5234」をマーキングした例が載っているのですが、「1943年 クルスク 部隊不明」となんとも頼りない説明。おそらく特定の車両を例示するには資料が少なすぎるのでしょう。ならばしょうがない、いっそ架空の車体番号を。
えー、私の住んでいる寮の部屋番号です…
エナメルで少し汚しました。デカールの密着が甘く、裏側に浸透してしまったのが悔やまれる。ウェザリングの前に一度フラットクリアーを吹いてコートするべきだったかもしれません。
ともあれ、最後に全体にフラットクリアーを吹いてツヤを落ち着かせたら
完成です!
1941年6月に始まった独ソ戦において、歩兵の近接支援や対戦車戦闘に活躍したドイツ軍のⅢ号突撃砲。この恐るべき敵に教訓を得て開発されたのがSU-122です。車体は主力戦車T-34のものを流用し、1942年末には制式化、量産が開始されました。搭載した122㎜榴弾砲M-30は大口径ではありましたが、毎分の発射速度や砲弾初速に劣り、強靭な装甲を備えたドイツ戦車を相手に苦戦を強いられたようです。むしろT-34と共同しての防衛拠点突破戦などでその大口径砲の威力を発揮しました。
今回の課題は、冬季迷彩へのチャレンジ
もう少し下地のダークグリーンを活かせたらよかったかな、と思います。最初に剥げるところはどこか、どのように下地が見えるか、などまだまだ研究の余地あり。
東部戦線シリーズも充実してきました。
並べてみると TIGER I の大きさ(というか背の高さ)が際立って見えます。こういう発見も模型作りの醍醐味。
次回からはフネです!
組立説明書には車体側面に「5234」をマーキングした例が載っているのですが、「1943年 クルスク 部隊不明」となんとも頼りない説明。おそらく特定の車両を例示するには資料が少なすぎるのでしょう。ならばしょうがない、いっそ架空の車体番号を。
えー、私の住んでいる寮の部屋番号です…
エナメルで少し汚しました。デカールの密着が甘く、裏側に浸透してしまったのが悔やまれる。ウェザリングの前に一度フラットクリアーを吹いてコートするべきだったかもしれません。
ともあれ、最後に全体にフラットクリアーを吹いてツヤを落ち着かせたら
完成です!
1941年6月に始まった独ソ戦において、歩兵の近接支援や対戦車戦闘に活躍したドイツ軍のⅢ号突撃砲。この恐るべき敵に教訓を得て開発されたのがSU-122です。車体は主力戦車T-34のものを流用し、1942年末には制式化、量産が開始されました。搭載した122㎜榴弾砲M-30は大口径ではありましたが、毎分の発射速度や砲弾初速に劣り、強靭な装甲を備えたドイツ戦車を相手に苦戦を強いられたようです。むしろT-34と共同しての防衛拠点突破戦などでその大口径砲の威力を発揮しました。
今回の課題は、冬季迷彩へのチャレンジ
もう少し下地のダークグリーンを活かせたらよかったかな、と思います。最初に剥げるところはどこか、どのように下地が見えるか、などまだまだ研究の余地あり。
東部戦線シリーズも充実してきました。
並べてみると TIGER I の大きさ(というか背の高さ)が際立って見えます。こういう発見も模型作りの醍醐味。
次回からはフネです!
転輪塗装 車体汚し [SU-122 1/48]
転輪のラバー部分をフラットブラックで塗り分けます。
筆ムラが目立ちにくい色なので気楽に
真っ黒ではいかにもオモチャっぽいので、この後エッジ部分にグレーでドライブラシ。だんだん明るく3段階のグレーを重ねることで立体感を出します。
スケールモデルを作る時の私の心がけとして、「うかつに純色を使うな!」というのがあります。日常を見まわしてみると、純粋な白や純粋な黒はあまり見当たらないものです。素材の質感、光の強さや角度によって微妙に
グレーだったり、他の色味が混ざって見えたり。それを無視して塗り絵感覚で純色を塗装してしまうと、急にリアリティが薄れてしまうことがあります。カーモデルやキャラクターモデルはまた違うんでしょうけどね。
さて、厚化粧中の車体
いつもなら、「褪色!風化!ヒャッハー!」と叫びながら溶剤で薄めた焦げ茶をぶちまけて汚しまくるところですが…今回は白い冬季迷彩、しかも雪原では反射光で明るく見えるであろう、ということで遠慮しておとなしめに。茶色とグレーを混ぜたエナメル塗料を薄め、パネルラインや窪み部分を狙って集中的に流し込みます。はみ出た分は溶剤をつけた綿棒で拭き取ります。このとき白色の塗料も一緒に剥がれて驚いたり。まぁこれもアリか、とすぐに開き直ってみたり。
転輪はドライブラシ後の状態です。上の写真と変わらないって? そんな馬鹿な…
次回完成予定!
筆ムラが目立ちにくい色なので気楽に
真っ黒ではいかにもオモチャっぽいので、この後エッジ部分にグレーでドライブラシ。だんだん明るく3段階のグレーを重ねることで立体感を出します。
スケールモデルを作る時の私の心がけとして、「うかつに純色を使うな!」というのがあります。日常を見まわしてみると、純粋な白や純粋な黒はあまり見当たらないものです。素材の質感、光の強さや角度によって微妙に
グレーだったり、他の色味が混ざって見えたり。それを無視して塗り絵感覚で純色を塗装してしまうと、急にリアリティが薄れてしまうことがあります。カーモデルやキャラクターモデルはまた違うんでしょうけどね。
さて、厚化粧中の車体
いつもなら、「褪色!風化!ヒャッハー!」と叫びながら溶剤で薄めた焦げ茶をぶちまけて汚しまくるところですが…今回は白い冬季迷彩、しかも雪原では反射光で明るく見えるであろう、ということで遠慮しておとなしめに。茶色とグレーを混ぜたエナメル塗料を薄め、パネルラインや窪み部分を狙って集中的に流し込みます。はみ出た分は溶剤をつけた綿棒で拭き取ります。このとき白色の塗料も一緒に剥がれて驚いたり。まぁこれもアリか、とすぐに開き直ってみたり。
転輪はドライブラシ後の状態です。上の写真と変わらないって? そんな馬鹿な…
次回完成予定!
車体塗装その2 冬季迷彩 [SU-122 1/48]
まだ8月ですが、急に涼しくなってきました。
というわけで、冬将軍を待たずに冬季迷彩です。
タミヤエナメルのフラットホワイトを筆塗りした後、同塗料用の溶剤で溶かしながらなじませます。
実車では、白色の塗料が足りずに水で溶いた石灰(グラウンドに白線を引くやつ)を塗りつけていたともいいます。当然風雨にさらされて流れ落ちたはずなので、タテ方向を意識しながら塗装面をこすり、車体下地のダークグリーンを見せていきます。
うーん
何か気に入らない
コントラストが強くてわざとらしく感じるのでしょうか。
あるいはもう一段階細い筆で塗装面を荒らした方がスケールに合っていたか。
とりあえず、この上に薄くホワイトを吹いて色調を落ち着かせることにしました。塗料はMr.カラーを使います。塗膜が強いので、この後に行うウォッシングやウェザリングのための下地にもなります。本来ならエナメル塗料の上にラッカー塗料を重ねるのはNG(ラッカーが浸食する)ですが、薄ーく吹く分には問題ないかなと。実際大丈夫でした。
そしてでき上がったのがこれ
効果のほどは、自分でもわかりません…
しかしずいぶんと塗り重ねたものです。
そういえば、はるか下にはシャドウを吹いていたんだなあ、と今さら思い出します。
この上にさらにウォッシング(というよりは軽いスミ入れ)とウェザリングが待っています。
3週間ぶりの更新となってしまいました。
実は先週末が初めてのゴルフコンペでして、せっせと練習していたのでございます。
結果は…お察しください。
というわけで、冬将軍を待たずに冬季迷彩です。
タミヤエナメルのフラットホワイトを筆塗りした後、同塗料用の溶剤で溶かしながらなじませます。
実車では、白色の塗料が足りずに水で溶いた石灰(グラウンドに白線を引くやつ)を塗りつけていたともいいます。当然風雨にさらされて流れ落ちたはずなので、タテ方向を意識しながら塗装面をこすり、車体下地のダークグリーンを見せていきます。
うーん
何か気に入らない
コントラストが強くてわざとらしく感じるのでしょうか。
あるいはもう一段階細い筆で塗装面を荒らした方がスケールに合っていたか。
とりあえず、この上に薄くホワイトを吹いて色調を落ち着かせることにしました。塗料はMr.カラーを使います。塗膜が強いので、この後に行うウォッシングやウェザリングのための下地にもなります。本来ならエナメル塗料の上にラッカー塗料を重ねるのはNG(ラッカーが浸食する)ですが、薄ーく吹く分には問題ないかなと。実際大丈夫でした。
そしてでき上がったのがこれ
効果のほどは、自分でもわかりません…
しかしずいぶんと塗り重ねたものです。
そういえば、はるか下にはシャドウを吹いていたんだなあ、と今さら思い出します。
この上にさらにウォッシング(というよりは軽いスミ入れ)とウェザリングが待っています。
3週間ぶりの更新となってしまいました。
実は先週末が初めてのゴルフコンペでして、せっせと練習していたのでございます。
結果は…お察しください。