完成

ボジョレーヌーヴォー解禁日（2015年11月19日）まで約24時間を残して、完成しました。

ミラージュ2000Cの開発は1976年に本格始動し、フランス空軍への納入は1983年から始まりました。
機体はダッソー社が伝統的に得意としてきた無尾翼デルタ式。小型軽量化と飛行安定性がメリットです。

スネクマ社製のM53ターボファンエンジンは簡素化された構造で維持管理のコストを削減しています。

固定武装は1秒間に30発もの砲弾を浴びせるDEFA社のDEFA554 30mm機関砲2門。さらに6,300kgのペイロードを持ち、短/中距離対空ミサイルをはじめとして対地・対艦さまざまな兵装を搭載するバリエーション機が作られています。2000N型は核巡航ミサイルを搭載可能。

この1週間前にはパリで悲惨なテロ。

追悼の意思表示に三色旗を用いることに対してSNS等では賛否両論盛り上がっていますが、私はフランスの培ってきた文化と民主主義の精神に敬意を表して掲げたいと思います。

ただ、こんな戦闘機や原子力空母に代表される、世界でも5本の指に入るような立派な軍隊を揃えている国が首都の市民を守ることすらできない、というのは歴史上にも例のないショッキングな事態だと思います。「対テロ戦争」のために軍備拡張、が正しい方法なのかどうかは議論が必要と考えます。


せっかくなので簡単ですがベースを作りました。

建築模型用？ の塩ビシートを使います

主翼下面も見せたいですからね。



暖冬なので屋外にも連れ出して撮影

やっぱり自然光は偉大だなぁ