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屋根の塗装 その1 [鶴ヶ城 1/460]

屋根瓦の塗装を一気に仕上げます。
漆喰の外壁も併せて、一度真っ黒に塗装します。
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目的は透け防止と色調の彩度を抑えること。

屋根瓦は、釉薬を塗った赤瓦です。会津の冬の厳しい寒さと凍結に耐えるために、藩祖保科正之の治世1648年頃に葺き替えられたそうです。
現在の天守閣は第二次大戦後(1965年)に再建されたもので長らく黒瓦が葺かれていましたが、2011年になって幕末当時の赤瓦に葺き替えられました。大河ドラマ効果かな?
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艦底色をベースに、ダークイエローやブラックを極微量混ぜた基本色を吹きます。
ちなみに赤瓦は現在も『石州瓦』として島根県(石見国)が名産地。粘土に鉄分が多いため赤褐色になるんですね。中国地方の山間部などでは集落まるごと屋根が真っ赤っか、という景色も見られます。

タミヤエナメルの艦底色にブラックを混ぜて、スミ入れを施します。
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ハイライトに、今度は艦底色+ホワイトでドライブラシ
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瓦はモールドがはっきりしてるのでやりがいがありますね。

最後に、釉薬の質感を表現するためにクリアー系でコートしましょう
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クリアオレンジ&クリアレッド&クリアブルーを混ぜて作った『クリアレッドブラウン』的な色を全体に軽く吹きます
。写真では色調の変化が極めて伝わりづらいですね。実物はもっと赤い感じです。
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