SSブログ

三軒屋駐屯地創設58周年記念行事 [雑記]

岡山市北区にある三軒屋駐屯地へ出かけてきました。

前身は旧陸軍の兵器補給兵廠三軒屋部隊。関西補給処指揮下の三軒屋弾薬支処が駐屯し、西日本に駐屯する各部隊の後方支援を担っています。
DSCN5258.JPG
東北西を山に囲まれ、南は岡山の市街地に面しています。

到着すると記念式典の開始直前で、すでに隊員がグラウンドで整列していました。
DSCN5259.JPG
各部隊長の報告を受ける指揮官
DSCN5261.JPG

式典開始に先立って、観衆の目の前を国旗が入場します。2名の士官が着剣して護衛。
DSCN5265.JPG
壇上で旗礼。観衆も自然と頭が下がります。
DSCN5270.JPG
式典中は旗手台にて待機。
DSCN5279.JPG

駐屯地司令の式辞
DSCN5275.JPG
この後、衆参国会議員や自治体首長の挨拶が続きます。国防の危機を説き感情に訴える若手議員と、予算のことなら任せろと語る老獪な議員の対比が面白かった。

式典終わり
DSCN5284.JPG
隊員は颯爽と退場して、第13音楽隊(海田市駐屯地)が残ります。
DSCN5288.JPG
『国民の象徴』『栄光の架橋』『Ob-La-Di Ob-La-Da』の3曲を演奏。
さらに、山口駐屯地からのゲスト『維新太鼓』による和太鼓演奏。
DSCN5290.JPG

そうこうしているうちに155mm榴弾砲が準備完了!
DSCN5293.JPG
いよいよお待ちかねの訓練展示が始まります!

敵さんは左側の高地に陣取っています。
DSCN5294.JPG
ヘリコプターとオートバイ部隊が偵察を行ったのちに、本格的な攻撃が始まります。
DSCN5302.JPG
正面の6輪車は12.7mm重機関銃M2を装備した82式指揮通信車。左側は1/2tトラック(パジェロ)です。

より有効な支援攻撃の要あり…ということで、ついに榴弾砲が火を噴きます。
DSCN5306.JPG
155mm榴弾砲(FH70)はNATOの計画に基づいて西独・英・伊の3国が共同開発し、1978年から配備が開始されました。運用整備の容易さと低価格から陸上自衛隊の主力火砲として採用され、その保有数は各国軍の中でも最多となっています。

砲後方の隊員が赤旗を振ったら発射の合図です! 会場では「非常に大きな音がしますので、小さなお子様には耳をふさぐなどの処置を行ってください」とのアナウンス。処置って。
DSCN5307.JPG
轟音!
DSCN5308.JPG
一発ごとに観衆がどよめきます。

UH-1Jが登場
DSCN5309.JPG
ホバリングしながらの援護射撃を加えます。

猛攻を受けて敵は降伏
DSCN5305.JPG
状況の終了を報告して、訓練展示は完了です。


三軒屋駐屯地は後方支援基地ということで、中国地方各県の駐屯地からさまざまな部隊が集結しての訓練展示となりました。
偵察用オートバイと軽装甲機動車は第8普通科連隊(米子)
OH-6とUH-1Jは第13飛行隊(防府)
82式指揮通信車と155mm榴弾砲は第13特科隊(日本原)
といった具合です。三軒屋オリジナルの装備は75式装甲ドーザと、92式地雷原処理車。


敷地内では露店が並んでいました。
DSCN5314.JPG
もはや珍しくもなくなってしまった、二次元美少女による自衛隊PR。
…と思ったら三次元もいた! 岡山市発のアイドルグループ『ハニーブランチ』だってさ。
DSCN5325.JPG
警備任務にあたる隊員さんとの対比
DSCN5327.JPG
日本はこうして守られてるんだなぁ…と感じる一枚でした。
nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

車体塗装 その2足回り ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。