掃海母艦『ぶんご』一般公開 [雑記]
掃海母艦『ぶんご』、掃海艦『はちじょう』、掃海艇『みやじま』の一般公開が、高松港で開催されました。
掃海母艦『ぶんご』…掃海隊群直轄(呉)
『うらが』型2番艦として三井造船玉野事業所で建造され、1998年に就役。掃海隊を率いるための指揮・補給機能に加えて、機雷敷設機能も備えています。艦尾には大型のヘリコプター甲板があり、MH-53Eを発着艦させることができます。
【要目】
全長: 141m
常備排水量: 5,700t
最大速力: 22.0kt
兵装:
76mm速射砲 x 1
機雷敷設装置3型
1番艦『うらが』との識別点は艦首に76mm速射砲1門を装備している点です。
伊オート・メラーラ社製のこの砲は、内部に砲員を配置しない遠隔操作式。最大射程16,000m、毎分100発の射撃が可能です。1969年から現在に至るまで、世界中の小~中型艦艇に採用されているベストセラーです。
巨大な艦橋
甲板上の戦闘通行帯
模型では甲板と異なる色で塗装したりデカールで再現したりすることが多いですが、実物は全く同じ色です。しかし滑り止めのためにザラザラとした質感になっています。大スケールの模型であれば、この質感の差を再現できるかもしれません。
救命筏
煙突を左舷前方より
艦尾には機雷が展示されていました。磁気機雷(手前)と感応機雷(奥)です。
掃海具(パラベーン)を係留するための掃海索
母艦『ぶんご』が直接掃海作業を行うことはなく、指揮下の掃海艦・掃海艇に補給するためのリールです。
艦橋右舷、信号旗台
艦橋右舷よりメインマストを望む
艦橋内部
右側に見える赤青の座席は艦長席。左奥には黄色いカバーの掛けられた椅子があり、掃海隊司令の座席となっています。
艦橋左舷、M2重機関銃用銃架
米ブローニング社製のM2重機関銃は、普段は武器庫に格納されているため艦艇固有の装備品ではなく「搭載品」という扱いになっているようです。
岸壁より艦尾
艦船模型では定番の、鋼鈑継目がはっきりと見えます。
艦尾ハッチ
中央の大型ハッチは航空掃海具や艦載艇を格納するためのもの。左右4ヶ所のハッチは機雷敷設用のものだそうです。
掃海艦『はちじょう』(手前)…第51掃海隊(横須賀)
掃海艇『みやじま』(奥)…第1掃海隊(呉)
『はちじょう』は『やえやま』型掃海艦3番艦、『みやじま』は『すがしま』型掃海艇10番艇として建造された、いずれも木造の艦艇です。
『はちじょう』艦尾甲板は一段低くなっており、深深度機雷処分具・磁気掃海具・音響掃海具などが搭載されています。
『はちじょう』艦首のガトリングガン
機雷の係維索をパラベーンにより切断して浮上させ、機銃で掃射して処分します。発射速度は毎分450発!
最後に『はちじょう』士官室
「普段はここ(肩章)が金色の人しか座れないんすよー」と話してくれた隊員。艦橋と同じく、左舷側が上座。座り心地はなかなかです。緊急時には医務室になるとか。
いずれもシーラインシリーズより、『うらが』型はレジンキットが、『やえやま』型はメタルキットが発売されています。ただし現在入手困難…
掃海母艦『ぶんご』…掃海隊群直轄(呉)
『うらが』型2番艦として三井造船玉野事業所で建造され、1998年に就役。掃海隊を率いるための指揮・補給機能に加えて、機雷敷設機能も備えています。艦尾には大型のヘリコプター甲板があり、MH-53Eを発着艦させることができます。
【要目】
全長: 141m
常備排水量: 5,700t
最大速力: 22.0kt
兵装:
76mm速射砲 x 1
機雷敷設装置3型
1番艦『うらが』との識別点は艦首に76mm速射砲1門を装備している点です。
伊オート・メラーラ社製のこの砲は、内部に砲員を配置しない遠隔操作式。最大射程16,000m、毎分100発の射撃が可能です。1969年から現在に至るまで、世界中の小~中型艦艇に採用されているベストセラーです。
巨大な艦橋
甲板上の戦闘通行帯
模型では甲板と異なる色で塗装したりデカールで再現したりすることが多いですが、実物は全く同じ色です。しかし滑り止めのためにザラザラとした質感になっています。大スケールの模型であれば、この質感の差を再現できるかもしれません。
救命筏
煙突を左舷前方より
艦尾には機雷が展示されていました。磁気機雷(手前)と感応機雷(奥)です。
掃海具(パラベーン)を係留するための掃海索
母艦『ぶんご』が直接掃海作業を行うことはなく、指揮下の掃海艦・掃海艇に補給するためのリールです。
艦橋右舷、信号旗台
艦橋右舷よりメインマストを望む
艦橋内部
右側に見える赤青の座席は艦長席。左奥には黄色いカバーの掛けられた椅子があり、掃海隊司令の座席となっています。
艦橋左舷、M2重機関銃用銃架
米ブローニング社製のM2重機関銃は、普段は武器庫に格納されているため艦艇固有の装備品ではなく「搭載品」という扱いになっているようです。
岸壁より艦尾
艦船模型では定番の、鋼鈑継目がはっきりと見えます。
艦尾ハッチ
中央の大型ハッチは航空掃海具や艦載艇を格納するためのもの。左右4ヶ所のハッチは機雷敷設用のものだそうです。
掃海艦『はちじょう』(手前)…第51掃海隊(横須賀)
掃海艇『みやじま』(奥)…第1掃海隊(呉)
『はちじょう』は『やえやま』型掃海艦3番艦、『みやじま』は『すがしま』型掃海艇10番艇として建造された、いずれも木造の艦艇です。
『はちじょう』艦尾甲板は一段低くなっており、深深度機雷処分具・磁気掃海具・音響掃海具などが搭載されています。
『はちじょう』艦首のガトリングガン
機雷の係維索をパラベーンにより切断して浮上させ、機銃で掃射して処分します。発射速度は毎分450発!
最後に『はちじょう』士官室
「普段はここ(肩章)が金色の人しか座れないんすよー」と話してくれた隊員。艦橋と同じく、左舷側が上座。座り心地はなかなかです。緊急時には医務室になるとか。
いずれもシーラインシリーズより、『うらが』型はレジンキットが、『やえやま』型はメタルキットが発売されています。ただし現在入手困難…
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